8月8日 上高地~槍ヶ岳

8月8日 朝5時前に出発。

いよいよ槍・穂高への初挑戦である。

背負った荷物は総重量で20kg位。
基本的にテント泊で自炊の予定なのでどうしても重くなる。
梓川沿いを黙々と登る。
今日は全国的に猛暑日らしく、標高1500mを超えるこのコースでもとにかく暑い。
初日から、全身がずぶ濡れになるくらい汗をかいてしまった(^^;)
距離が長いことや標高差1500mを登り上げることよりも、とにかく暑くて体力が奪われる。

写真は登山道沿いの森。
土地が痩せているのか、とてもか細い木々が多いのが印象的だった。
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梓川の向こうにそびえる前穂高岳を見ながら進む。
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既に7時間以上歩き、疲れて歩く速さが大分遅くなってしまった。
最後のキツい登りにめげそうになった時、やっと今日の目標である槍ヶ岳が見えた。
実はこの位置から見る槍ヶ岳は意外に小さく、感動と言うよりも、正直拍子抜けしてしまった。
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やっと見えた槍ヶ岳であったが、間もなく雨が降り出し、辺りはガスに覆われ、全く見えなくなってしまった。
午後2時前。出発から約9時間かかって、今日の宿泊予定地である槍ヶ岳山荘に到着。

槍ヶ岳山荘は槍ヶ岳山頂から僅か30分の位置にある、国内最大級の山小屋である。
悪天候のためテント泊も槍ヶ岳登頂も断念し、小屋泊の手続きを取った。

早速缶ビールを飲んで、午後5時の夕食時間まで昼寝。

今日の夕食は唐揚げ定食。

標高約3000mの山小屋でこんなに美味しい料理が食べられることに感動した(^^)

夕食後、特にすることもないのでちょっと外に出てみた。

雨は止んだが相変わらずガスがかかっている。

しばらく槍ヶ岳の方を見ていたところ徐々にガスが薄くなって、山頂まで見えてきた。

時刻は既に6時近い。

暫く登るかどうか迷ったが、午後6時08分、意を決して山頂目指し小屋を出発した。
何百人もの宿泊者がいる中でこの時間に出発する人は他に一人もいない。

山小屋の人に制止されるかも…なんて考えつつ、すいすい登ったところ、15~20分程であっさりと山頂に着いてしまった。

遠くの山は見えないが、槍ヶ岳小屋や近くの稜線までは見渡すことが出来た。

登山者で混み合う夏の槍ヶ岳を独り占めというのは、奇跡的なことである。

いかにも自分らしい登頂だった(^^)。

写真は

山頂から見た槍ヶ岳山荘
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山頂から見た西鎌尾根
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明日は難関「大キレット」を越え、穂高連峰を目指す。

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この記事へのコメント

NYAA
2011年08月19日 15:41
私が昨年、槍の穂先に登った時は、午後2時ごろで、ちょうど人が少なく条件も良かったので、15分ぐらいで登ってしまいました(笑)

長い梯子を上って、「あれ?もう、山頂?」(笑)

登ってみて分かったのですが、パンピーみたいなのがオロオロしてるんですね。技術がない者がここに来てはいけないのに。槍の穂先までは、最高の気分だったに、槍の穂先周辺は最低の雰囲気でした。

槍ヶ岳山荘の夕食がおいしかったのは、ラッキーでしたね。努力しなくても人が入るところなので、メシの評判はよろしくないようです。ちょっと下のヒュッテ大槍は食事がいいそうです。

まあ、詰め込まれることもなかったし、朝日も夕日も楽しめたので、その点は良かったです。
2011年08月22日 01:58
NYAAさん
ありがとうございます。
槍ヶ岳は、小屋から山頂までがあっけなさ過ぎて残念ですね(^^;)
槍ヶ岳山荘は、小さいお子さんを連れた方がとても多かったので驚きました。
これほど山頂に近い場所に山荘があり、所々立派な梯子が架かっているので、天候さえ安定していれば小さいお子さんを連れてでも楽しんで登れる訳ですね。
天候が急変した時などに、きちんと子供を守ってやれる技量を持っている方であればある程度大丈夫かと思いますが、確かに、端から見ていて心配になってしまうくらい軽装の方も見受けられました。
私が普段登っている山形の山は避難小屋しかないのが当たり前ですので、標高3000m程もある場所で、出来たての料理を提供してもらえるというだけで、正直感激しました(^^;)

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