12月15日 厳冬の龍山(1362m)

今年初めて登った龍山。
山形市民には馴染みの深い山。
山形市内から見ると東側にど~んとそびえる龍山が邪魔になっているため、蔵王の主峰が見えない。
そんな訳で山形市民には親しまれているのか、邪魔者に見られているのか微妙なところではあるが、少なくとも登山愛好家から見れば、とても魅力に溢れた山である。

私が特に惹かれるのは岩嶺の登攀ルートである、前滝コース。

山形の山に刻まれた「登山道」の中で、龍山の「前滝コース」ほど峻険なルートは、そうあるものではないと思う。
ロープや樹木につかまって、三点確保で登る登攀路が延々と300m程も続くこのコースに厳冬期に登るのを楽しみにしていた。

実はこのコース、岩嶺の急登に入る龍山川の源流付近が崩落のため「通行止め」とされている。

だが、来てみると崩落した後の斜面にしっかりしたロープが設置されており、元々前滝コースを踏破できるくらいのレベルの人なら登行可能な状態になっている。
まあ、通行止めとなっているのに登るのだから、後は自己責任ということになるが、そもそも厳冬期に1000m以上の山に登ること自体、危険を100%回避するのは無理がある。

やはり自己責任でしっかりした計画と装備で、ということはいうまでもない。

さて、今日は山形市内でようやくまともな初雪が降った。

いきなり積雪のピーク(1月~2月)にアタックするより、この時期に一度登ってみようと思った。
西蔵王放牧場の登山口から龍山川の源流付近までは、なだらかな登りが続くが、ここからは山頂付近まで直線的に一気に登り上げる岩嶺の登攀ルートである。
12本爪のアイゼンを装着し、慎重に三点確保で登る。
手で雪を掘り、木の根や岩角に掴まっての登りであるが、もっと雪が積もればピッケルをフル活用することになるだろう。

周りは水墨画のような美しい光景。

雪は降っていても温かさを感じながら登ったが、岩嶺を登り切り、山頂付近まで来たら一気に気温が下がった。

マイナス10度くらいかな。

風も強くて強力に寒い!!

山頂付近は厳冬を感じさせる程の霧氷が着いていた。

登りに4時間かかったが、下りは別ルート。
牧場のど真ん中をショートカットして一気に降りたら、たったの1時間で降り切った。

この冬は、またちょくちょくこのコースに来たいな。


写真は一日にアップできる容量に限界があるそうなので、また追加していきます。



     登山口のある西蔵王放牧場から見た龍山方面。厚い雪雲に覆われている。
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     龍山川の崩落箇所を上流から撮影。倒木の下方にロープが設置されているのが見える。
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崩落箇所を越えた先の分岐。中央の尾根を登って行く。
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     こんなロープ場が延々と続く。
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     霧氷が美しい
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